みんなのおやじ 山口 元顧問
秋です!その3 ぎんなん!
浜崎小学校近くの川沿いの街路樹に植えてあるイチョウの木の足元には
「ぎんなん」がいっぱい落ちていました。
街路樹のイチョウの木は実を収穫するために植えられたものではないので、自然に落ちた実は拾った人のものになるそうですが、
街路樹になっている実を故意に落として獲ったら「窃盗罪」になるそうですよ。
さっそく、おじさんがひとり「ぎんなん拾い」をしていましたが、
おじさん曰く、「今年んぎんなんは、こまんかー(小さい)!」と
軍手をして、必死に拾っていました。
ところが、この落ちた「ぎんなん」は、臭いんです。
匂いが「キツイ」んです。
あたり一面にスゴイ匂いが漂っています。
拾うときに、ぶよぶよの外皮を素手で触ると、かぶれる時があります。
手袋が必須です。
軍手かゴム手袋がいいですね。
「ぎんなん」は、今の時期に採って、下ごしらえをして、乾燥させ、しばらくは保存ができます。
秋の味覚のひとつですね。
茶碗蒸しの具材になったり、焼き鳥屋さんでのぎんなんの串焼きも旨いです。
ぎんなんを封筒に入れて、電子レンジで「チン!」して、殻を割って、塩をちょっとふりかけて、
酒の「つまみ」にいいですよ!
でも食べすぎはいけません。
腹痛や嘔吐、下痢や、ひどい時には痙攣や呼吸困難を引き起こすなどの
「ぎんなん中毒」になるそうです。
特に、お子さんの食べすぎには注意しましょう!
そう言えば、昔おふくろから「食べ過ぎたらいかん!たいがいにしとかんね!」と言われていたことを思い出します。