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暮らし描き事業部 古賀

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2030年の住宅に挑むPJ 高気密・高断熱とは、、、

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こんにちは、暮らし描き事業部の古賀です。

 

2030年の住宅に挑むPJ、今回は高気密・高断熱についてお伝えいたします。

 

皆さまがよく耳にするかと思います高気密・高断熱の家とは何でしょう。

 

断熱はわかりやすく言えば、服で例えられます。

ダウン、セーター、コート等どんな素材でどれくらいの厚さのものを、

どれくらい着ているかということです。

 

また、バランスも大切かと思います。

想像してみてください。

上はダウンジャケットを着て、下は半ズボンだとどうでしょうか。

 

当然、暖かくはないです。

体全体を暖かくするには、上だけでなく下のズボンも暖かくする必要があります。

その他に手袋をしたり暖かい帽子をかぶったり、

全体を防寒することで全身が暖かくなります。

 

体の部位ごとに暖かくなる服を着るのと一緒で、

住宅も外壁、外壁、窓、床など部位ごとにバランス良く断熱材を設置する必要があります。

 

それぞれの部位のバランスがとれていないと、

「断熱材を入れているのに暖かくない」

ということになります。

 

服で例えると冬の寒さへの対策としてのイメージが先行しますが、

本当は夏も大活躍しています。

断熱材は言葉の通り熱を伝えにくくするものでですので、

夏の暑さを遠ざけることができます。

 

気密も同様に例えるなら、ファスナーやボタンといったものにあたります。

どんなに着込んだとしても、ファスナーが空いていたり、

ボタンを閉じていなかったら寒いですよね?

 

夏ですと外の暖かい空気が室内に入りづらく、

冬ですと室内の暖かい空気が室外に逃げにくくする能力が気密性能なのです。

服はいつでも着替えれますが、住宅は違います。

 

住宅の断熱改修は、服のよう脱着がいつでも簡単にできるものではございませんので、高気密・高断熱は計画段階からしっかり考えることが重要です。

 

 

上記をまとめますと、高気密・高断熱の家とは断熱性の高い断熱材を使い、

気密性を高めた施工をすることで魔法瓶のような家になります。

つまり、家の中を暖めると暖かい状態を保ち、涼しくすると涼しい状態を保ちます。

(HEAT20パンフレットより抜粋)

高い気密性と断熱性をもつ建物を指した言葉ですが、

具体的にどの基準を満たせば高気密高断熱住宅になるといった基準はありません。

 

次回のブログではその指標となるものについてお伝えいたします。

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