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研修旅行へ行って参りました! ~工場見学Part2~

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Part1に引き続き、家創り課の石田がお送り致します!

続いては!!

 

②新栄合板工業株式会社様

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長洲町からさらに南下し、水俣市へ!

“構造用合板”や”コンクリート型枠用合板(コンパネ)”を生産をされている

新栄合板工業株式会社様の工場見学です。

合板の製造では九州唯一だそうです!

 

皆様、上記ふたつはご存知でしょうか?

建築関係にお勤めの方、もしくは建築系の学校に通われている方でしか耳にしたことがないかと思います。

 

構造用合板…合板のうち、構造耐力上主要な部分に用いる目的で作られたもの

合板…薄く切った単板(ベニヤ)を奇数層、繊維方向を90°、互い違いに重ねて熱圧接着した木質ボードのこと

コンパネ…コンクリートを流し込む際の型枠となる耐水性合板のこと (コンクリート + パネル)

 

………文章では伝わりづらいですね。

実際弊社の現場にお越し頂ければ直接ご説明できるのですが!!

…平日は高確率で”ジョイナス新宮南欧の丘“にいますので、お声掛け下さい☆

 

ではでは工場見学へ!

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2班に分かれ、まずは講習!

生産過程から原料のお話まで。

現在の消費量の7~8割に国産材を使用されているそうです。

またその国産材も、

大分県…10% 鹿児島県…28%! 宮崎県…30%!! 熊本県…31%!!!

と九州の木材だけでほぼ100%!!

搬出先もほぼ九州、”地産地消”で地域経済の活性化を図られています!

他にも、樹種によって特性の違いや合板の新しい活用法など…勉強になりました!

 

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講習の後は、ヘルメットを被っていざ工場へ!

外に出ると木材の香りが漂ってきます。

家守り課の山Pも思わずニヤケてしまうほどです。

 

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加工に使う木材もかなりの量ですので、外部に保管します。

国産材は土場と呼ばれる場所に、

現在は少ないそうですが、外材は海に浮かべて保管されるそうです。

海水に浸すことで殺虫効果があり、このような保管方法を採用されているそうですが、

これは径の大きい外材でのみ出来るとのことでした。

 

 

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原料には持続して再生産(植林)可能な針葉樹を!

写真はひのきです。

 

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外皮を削り取ります~

 

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削った外皮は燃料または製紙工場で再利用します!!

 

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ようやく工場内へ!

木材をかつら剥きの要領で、木材を薄く切っていきます。

 

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積み重ねるとこのような感じに~

 

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含水率(木材に含まれる水分の割合)の違いで振り分けを行います。

割合が高いと接着剤が良く付かないので、再度乾燥を。

 

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…かなりブレてますが、

接着剤を付けて貼り合わせます。

この後は熱を加え、接着剤を硬化させます!

 

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最後の仕上がりの確認は、人の目で行います。

完成した合板がレーンを流れてきますので、慣れないうちは目が回るそうです。

表、裏、側面と計6面を確認されるのは…大変だと思います!

 

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こういった工程を経て完成した”針葉樹合板”!

弊社の物件でも、フロアや棚板等の下地で使用しております。

いつもお世話になっております!!

 

新栄合板工業株式会社様、細かい部分までご説明頂き、本当にありがとうございました!!

 

 

さて今回の研修では、

太陽光発電、サッシ、針葉樹合板と日頃現場で見慣れている建築資材等を見学させて頂きました!

その製造過程を知ることで、資材や製品の特性も学ぶことが出来ました。

今後の現場に活用して行きたいと思います!!

 

 

今回ご協力頂きました、

株式会社LIXIL 有明工場の皆様

新栄合板工業株式会社の皆様

貴重なお時間、誠にありがとうございました!

今後とも宜しくお願い致します!!

 

 

次は番外編…

まだまだ続きますよ~

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