みんなのおやじ 山口 元顧問
空中薬剤散布!
いよいよ6月に入りました。
もーすぐいやーな「梅雨」がやってきます。
ムシムシ、ジメジメの梅雨の前に行われたのが、
虹の松原の松林を守るためのヘリコプターでの「薬剤散布」です。
5月31日は、朝5時前からヘリコプターの爆音で目が覚めました。
海岸に出てみると、監視の方がところどころに立っていました。
ヘリコプターが近づいては遠ざかって行きます。
松原のすぐ上をペリコプターがこっちへやって来ます。
まだ薬剤を散布しているようではありません。
すぐ傍の松原の端っこまで来ると
急旋回して戻っていきます。
写真では見えませんね!
でも早朝の風もなく晴れわたった空の下で、
ペリコプターの音が近づいてくると
バリバリバリ!と「爆音」に変わり
急旋回して遠ざかって行くと「音」になり
そのうち「姿」も見えず、「音」も聞こえなくなります。
この雰囲気を分かってください!
毎年梅雨入りの前のこの時期に「空中散布」が行われています。
松くい虫を駆除して松枯れを防ぎ、虹の松原を「未来永劫」残していかなければなりません。
昔は年に2~3回、地区の人全員で「松葉かき」をして、
家庭での煮炊きやお風呂の燃料に使っていましたが、
今や電気やガスのエネルギーを使うようになって、「松葉かき」がなくなりました。
この「松葉かき」がなくなったのも「松枯れ」の原因のひとつだと思っています。
私が「ガキ」だった頃、昭和30年代の松原が懐かしいです。
松原は子供の遊び場のひとつでした。
近所の区長さんに怒られた想い出をひとつ!
家からノコギリを持ち出し、友達と松の木を根元から切って「隠れ家」を創って遊んでいたのを見つかって、
「ココの松の木は国んとぞ!お前ら犯罪ぞ!」っと、区長さんにしこたま怒られました。
子供の頃「国有林」や「国定公園」なんか、全く理解していませんでした。
「一つひとつの松の木を大事にせんといかん!」と、今になって反省!