家守り課 篠崎
築上町~旧蔵内邸~
こんにちは。
九州八重洲 篠﨑です。今回も歴史(明治大正時代)好き?の娘の希望により、炭鉱王の大邸宅を見に行く事になり、築上町にある旧蔵内邸に行って来ました。行橋市なども近い、大分県の少し手前にある築上町。結構遠かったです。
さて、旧蔵内邸とは、「大正8年には全国第6位の石炭産出高をほこった藏内鉱業株式会社社長の藏内保房が、一族の繁栄の証として邸宅、神社、参道、銅像広場など周辺を一体的に整備しました」とあります。
今まで、唐津の髙取邸、飯塚の伊藤伝右衛門邸、貝島家別荘(友泉亭)、堀三太郎別荘 薬医門(福間病院)など見て来ました。今回の旧蔵内邸は、築上町の風景とあいまって、その時代にタイムスリップしたかの様な、その場所に溶け込んでいる様な佇(たたず)まいでした。
大理石を使った大きな玄関
玄関に上がるとこんな感じです。普通の家では大きな座敷位の広さはあります。
通路も長くて広いです。
建物内部から庭園を眺めた様子。(庭園は、国指定名勝です。)
大広間とにかく広いです。こんな部屋がいくつもあります。
トイレの手洗いスペースに浴室。
広さとデザインのハイカラさが印象的でした。
尚、写真撮影出来ないところでしたが、仏間に使われている高級壁紙「金唐革紙(きんからかわし)」が昔の技術で作られたとは思えない位、素晴らしい壁紙で当時の技術力の高さを感じる事が出来ました。
少し遠いですが、たまには足を伸ばして観光に行かれて見てはいかがでしょうか?