みんなのおやじ 山口 元顧問
呼子大綱引!
6月7日の日曜日には、早朝から久々に「ケン坊」とウォーキングに出かけました。
行き先は「鏡山」へ。
登り40分、山頂を散策すること30分、そして下りは20分の行程でした。
会話の中で「今日は呼子で大綱引があるぞ!昼の1時からやけんね!」とケン坊から教えてもらいました。
家に帰って、つれあいに「今日は呼子の大綱引に行ってみらんや?ケン坊夫婦も行くて言よったぞ!」と。
ということで佐賀県の最北端の町、イカや朝市で有名な「唐津市呼子町」へ!
既に綱引きが始まっていました。
ここは朝市通りの狭い路地です。
直径15センチほどの大綱に枝の綱が結ばれています。
地元の人に混じって、観光客の皆さんも参加して「ヨイサ!ヨイサ!」と掛け声をかけて綱を引いています。
大勢の人ごみを掻き分けて、綱の「真ん中」へ行くと、
ここがお祭りの本部で、舞台には唐津市長さんの顔もありました。
綱の真ん中には「大俵」があります。
この大綱引は豊臣秀吉が、武士の士気を鼓舞するためにはじめたとの事で、国の重要無形民俗文化財にもなっているそうです。
「岡組」と「浜組」が3回対戦し、「岡組」が勝つと豊作に、「浜組」が勝つと大漁になると云われています。
今年は「岡組」が勝ちました。
今年は「豊作」が期待できそうです。
田舎の港町は路地裏に入ると昔ながらの雰囲気がありますが、ここにも「空き家」が目立ってきています。
このお祭りのために帰ってきた「若人」もいるんでしょうね。
祭りが終わり、また「寂しい街」に戻ると思うと、悲しくなります。
やっぱり街には「若い人」がおらんと「元気」が出ませんね!