みんなのおやじ 山口 元顧問
明るくなった「お諏訪さん」!
いつもお参りしている「諏訪神社」が明るくなりました。
神社の境内に入ると、木蔭でうっそうとしていたんですが、なんとなく明るくなったし、ご神木がよく見えるようになりました。
早朝のお参りで宮司さんに「何んか、明るーなったごたるね?」と尋ねると、
「木ば2本切ったけんね!」
「神社の総代さんに相談して、ご神木のクスの木がよー育つごと切ったとよ!」
神社も大変ですね。何をするにしても氏子総代さんの了解が必要なんですね。
「こん木は佐賀県の名木古木に指定されとるけんね!」
古い立て札には樹齢推定400年と書いてあります。
このクスの木の幹周りや高さもすごいんですが、枝の張り出しがすごいんです。
地上4m位のところから2本に別れ、さらにその上から2本に別れ、その先の枝と枝が絡み合っています。
クスの木は常緑樹ですが、4~5月の新緑のころは古い葉っぱが落ちて、毎日の掃き掃除が大変ですね。
すぐ側には、切り倒された木の切り株が残っています。
この木はクスの木のようです。(切り株の匂いで分かります)
側には昔の石塔が横たわったままです。
この木はトチの木と宮司さんが言っていました。
根っこがタコの足のように四方八方に張り出しています。
この根っこでしっかりと樹木を支えていたんですね。
この切り倒された2本の木には「かわいそう」と思いますが、
これもお諏訪さんの「ご神木」を守り育てていくためなんですね。
今日もこのご神木のクスの木に向かって「二礼二拍手一礼!」
「これからも100年200年と元気でいてくれよ!」
と、「木」の「気」をいただいて「元気」になります。