みんなのおやじ 山口 元顧問
鏡山登山愛好会記帳簿!
今年になって5回目の鏡山登山をしました。
自転車を押して車道を「エッチラ、オッチラ」の登山です。
「ヨイショ!ヨイショ!」と小声で自分を励ましながら登りました。
途中休憩を1回して、ほぼ40分で山頂の神社に到着!
「ヤッター!」と神社をお参りし、休んでいると
登山者らしい人が神社の入り口のこんもりした木の影に入っては、
1~2分して出て行く姿を見かけ、
「何んばしよらすと?」と声をかけると
「登山回数ば書きよるったい!きちょうしよると!」
「きちょう?」そこにあるノートを見て「記帳」と分かりました。
「吉田さんって人は、今朝も3時25分にきとらすばい!懐中電灯ば照らしながら登らすげな!」
「吉田さんは今日もう2回も登っとらすばい!7358回ばい!」
と、教えてくれました。
「知らんやったー!」 こんなところがあるとは。
そこには、これまでの記録保持者の名札が掲げられていました。
10000回以上が5名、7000回以上が3名、他回数ごとに名札が下がっています。
すごい!10000回?雨の日も風の日も雪の日も毎日登ったとしても「27年ちょっと」もかかるんです。
なかには、1日3回も4回も登る人もいるそうです。
「仕事しよったら、こげなこつはできんぞ!」とケン坊。
「みんな爺さんや婆さんやろーもん!そいにしてもすごかばい!」とただただ感心するばかりです。
時計と温度計もあります。
時は6時22分、気温は18度くらいで、汗が引くとちょっと肌寒さを感じます。
№57の鏡山登山愛好会記帳簿に、ケン坊と私の名前と住所、電話番号、登山回数5回、6時20分と書き込みました。
これから「月イチ」くらいは鏡山登山に挑戦しようと思っています。
山頂の桜の木には「サクランボ」の実がなっています。
赤いものではなく「黒っぽい」実が食べごろですが、そんなに旨いもんではありません。
さずがに「梅雨」ですね。
山を下ろうとするころには、霧が出てきて、ちょっと霧雨か?と心配しましたが、何とか雨にあわずに下山することができました。
下山は、今まで通ったことのない道を挑戦!
唐津市の半田(はだ)という鏡山の南側に下りるコースです。
自転車での下りの坂道は「危険」がいっぱいです。
うっそうと木が覆い茂った薄暗い道は、車1台がやっと通るような山道で、
あっちこっちで舗装が剥がれ、急激なヘアピンカーブ、
落ち枝と湿った落ち葉にスリップしそうになったり、
ブレーキは力いっぱい掛けっぱなしと、
スリル満点(本音はひやひやです)のサイクリングとなりました。