
暮らし描き事業部 古賀
2030年の住宅に挑むPJ 1月の温度測定
こんにちは、暮らし描き事業部の古賀です。
『2030年の住宅に挑むPJ』、今回も1か月間の温度変化についてお伝えいたします。
前回のブログはこちらから→『2030年の住宅に挑むPJ 12月の温度測定』
早速ですが、1月の温度変化のデータを掲載いたします。




1月は外気温が0℃以下のかなり冷え込む日が数日ございました。
1月7日~1月8日にかけては外気温が-1.2℃に対し、リビングは21℃(暖房の設定温度は17.5℃です)、2階ホールは15.3℃、寝室は13℃となりました。
前回のブログでも記載した通り、寝室の温度センサーは窓付近にある為やや低めの温度記録となりますが、無暖房の2階ホールは外気が0℃以下でも15℃以上をキープしております。
1月20日4時時点では外気温が-1.1℃に対し、リビングは18℃(無暖房です)、2階ホールは15.4℃、寝室は14℃を記録しております。
1月28日からはほぼ無暖房で暮らしております。
今回挑戦いたしました10年先を見据えた住宅では、HEAT20のG3グレード(UA値0.26以下)で建築しており、G3グレードでは真冬の無暖房の室温が概ね15℃を下回らないことを目標としております。
上のグラフからも読み取れる通り、今回建築した住宅では外気温が0℃以下でも室温は概ね15℃を下回ることなく温度をキープしておりますので、数値的には概ねクリアしていることが分かります。
数値だけですと快適性が分かり辛いですが、体感的には真冬でも無暖房で生活できる日があり、暖房に頼る日は比較的低温設定にも関わらず居室の室温をムラなく暖かく保つことができておりますので、かなり快適に過ごすことができております。
また、低温設定で快適温度を保つことができるので暖房費削減にも繋がります。
今月は表面温度の測定を行いましたので、次回はその結果をご報告いたします。