CSR活動 サンゴの養殖・移植活動
皆さま、こんにちは!
総務部の内藤です!
5月に行いました「当社の社会貢献活動(CSR活動)」について、ご報告させていただきます。
沖縄では、30年前と比較して9割もの サンゴが死滅しているそうです。
原因は、高水温によるサンゴの白化と大発生したオニヒトデによる食害と言われています。
温暖化も、オニヒトデの大発生を促す海の富栄養化も、人間の環境破壊を原因とする説が有力です。
サンゴは動物でありながら、陸上の植物を上回る量の二酸化炭素を吸収し(正確には共生する藻類の働きです)酸素を作りだします。
また、魚類の25%がサンゴ礁に依存して生息し、多様な生態系を形成する他、水質浄化など、人間には決してできない働きをしてくれる生き物です。
九州八重洲では、地球環境の保護・配慮を目的に、 沖縄の海で行われている 「サンゴの養殖・移植放流活動」への協力を行っています。
家が完成しお客さまのご入居が決まるたびに、お客様のお名前で移植サンゴを購入しています。
そこで、今回の旅行では、サンゴの養殖活動で有名な「海の種」さんを見学させて頂きました。
サンゴの養殖用の水槽です。
サンゴは動物になりますが、その養殖は株分けで行われています。
サンゴは温度変化や高温に弱いと聞いてたので、どのように養殖しているか気になっていましたが、海の種さんでは温度が海水温より低い、地下水を引くことでこの問題を解決しているそうです。 その分多少塩分濃度が低いようですが、水槽に入っているサンゴも生体も元気でした。どの生き物もそうですが、こまめな管理は必要不可欠で、愛情がないと続いていかないものだと思います。
一目見れば、サンゴの養殖にご協力頂いたお客様も、ご安心頂けるものと思います。
別のサンゴの水槽になります。
不思議なことにサンゴは示し合わせたように、一斉に産卵するようですが、私達がお伺いした時はまだ産卵前でした。
この後、養殖されたサンゴは、海へと移植されることになるのですが、株分けをされた養殖サンゴが移植後に産卵した例は「海の種」さんが初めてとのことです。
CSRについて、またサンゴについて興味がある方は、是非とも海の種さんに足を運ばれて見てください。実際にサンゴの養殖現場を見ることで、今までとは違う側面が見えてくるのではないかと思います。