暮らし描き事業部 静間
マニラ 海外研修・4日目
こんにちは、家描き課の馬場がマニラ海外研修4日目、5日目をご報告させて頂きます。
午前中は首都マニラの北東に位置するケソンシティに行って参りました。
こちらでは3日目の夕食をご一緒させて頂いたウェルソンズ様が手掛けていらっしゃるタウンハウスをウェルソンズの瀬川様にご案内して頂き、見学して参りました。
タウンハウスとは複数の住戸が水平方向に連なっており、それぞれの住戸に玄関がある建物のことをいい、長屋とも呼ばれている集合住宅です。
2階建て以上で垂直方向に連なったものをアパート、マンションと呼びます。
3日目まではマカティ、ボニファシオとコンドミニアムが建ち並ぶ都会のほうばかりでしたが、車が進んで行くにつれ、トタン屋根の家が建ち並ぶローカルな雰囲気の景色に変わっていきます。
目的地に到着致しまして、今年1月に着工し現在工事中の現場を見せて頂きました。
普段、木の柱・梁等で組み立てられている木造の現場を見ているので、コンクリートブロックが積まれている姿がとても衝撃的でした。足場も日本と違い鉄パイプを組んでいるだけのものだったので、日本の工事現場がいかに安全に配慮して工事をしているのかというのを実感しました。
工事現場の中も見せて頂きました。
足場と資材が密集しており、足元がとても不安定な状況です。見学中、塀を取り去ってしまったほうが広々として作業しやすいのでは？とご質問させて頂いたところ、もし塀を取ってしまうと工事に使用する資材や道具が盗難にあってしまうので、あえて塀を残し盗難を防いでいるのだと教えて頂きました。
現場のすぐ脇には工事に使用されるコンクリートブロックが大量に積まれておりました。
工事現場から少し歩いた場所にすでに完成されているタウンハウスがあり、こちらも見学をさせて頂きました。
まず驚いたのは、先程見学させて頂いた建物が完成するとこのような姿になるということです。積み上げられたコンクリートブロックの表面をモルタル（セメントと水を練り混ぜて作られたもの）で仕上げ、さらに塗装を行うことでこんなにも変わるのか！と、とても驚きました。
内部も外観と同じようにモルタルで仕上げられ、白く塗装されておりました。区切られた部屋の中には2段ベッドがいくつもあり、ベッド1台につき1人にお貸しし、下宿のように使用されるとおっしゃっていました。
ひまわりの絵や蝶が飾られていたり、窓には様々なデザインのフィルムが貼られて色鮮やかになっていたりと、とても素敵な空間でした。
タウンハウスを後にし、次はSMと呼ばれるショッピングモールへ向かいました。
丁度お昼時だったので、フィリピンでは有名な「Jollibee」というファーストフードで昼食を頂きました。フィリピンのファーストフードではシェア№1ということで、店内は多くの人で賑わっておりました。こちらではついつい食べることに夢中になってしまい、写真を撮るのを忘れてしまいました、、、（笑）
食事が終わると、同じショッピングモール内にあるインテリアショップへ向かいました。
ショッピングモールは複数のエリアで構成されており、インテリアショップが入っているエリアは照明器具やラグ等複数のインテリア関係のお店が集まっています。
その中でもOUR HOMEというお店は、ベッドやソファ等の家具をはじめカーテンや小物等様々なインテリア商品を取り扱っており、お値段もリーズナブルなものが多く揃えられていました。
こちらのシェルフ、日本円だと約2万円！
素敵なものが多く、あっという間に時間が過ぎてしまいました。
ウェルソンズの瀬川様とはこちらでお別れし、ホテルがあるマカティへ戻り4日目は終了しました。
瀬川様、ご案内して頂きましてありがとうございました！
5日目は朝7時にホテルを出発し、日本へ帰国するため空港へ。
9時45分発福岡行きのフィリピンエアラインに搭乗します。
約3時間のフライトを経て福岡へ到着致しました！
今回のマニラ研修では貴重なお話をお聞かせ頂き、またコンドミニアムやタウンハウスなど日本とは違う文化の建築に触れることができ、様々な経験をさせて頂いた長いようであっという間の5日間でした。
今回の研修にてお世話になりましたFIT,INC.様、株式会社MARIMO様、FORELAND様、株式会社ウェルソンズ様、そして九州産業研究所様ありがとうございました。