フィリピン出張☆コンドミニアム設え
こんにちは!
不動産ソリューション事業部の尾崎です。
3日目はコンドミニアムの設えと施工です!
朝から現地に直行です。
このお部屋はワンルームタイプの家具付きのお部屋になります。
今回はこの今ある家具を活かしながら、インテリアでお部屋の雰囲気を変えて、入居希望の方が現れた際、すぐに住んでいただける環境をつくることが目的です。
ワンルームタイプのこのお部屋、間取り的には水回りもまとめられており1~2人で暮らすには非常に暮らしやすいお部屋になっているのですが、お部屋に入ろうと玄関に立つとお部屋の中の様子が一望出来てしまう点が、プライバシーの点で女性だと少し気になるお部屋だと思います。
そしてもう一点、玄関を入って右手側にちょっとしたデッドスペースがあるのですが、
ついつい勿体ないと思ってしまう日本人心。(笑)
今回は、この2点も改善していきたいと手を加えていきます。
まず取り掛かるのは、施工関係です!
部屋の中が一望できるのを防ぐためにレースカーテンを取り付けよう!というのが今回の提案です!
レースカーテンによって光を取り入れながら、視線は程良く遮ろうというアイデアです!
カーテンレールの取付け等、施工面は現場経験ベテランの楽しむ課森口チーフに全面的に協力していただきます!
養生もこの通り!
気が付いたら、一人で黙々と素早く完璧にやってくれていました。
さすがです。ありがとうございます。
この通り、バッチリ施工していただきました!
そして、玄関を入って右手側のデッドスペースには日本で棚を購入し、今回はその棚を施工します。
棚は解体した状態でフィリピンに運び、現地で組み立てとなります!
馬場さんと私で棚の組み立てを行います!
いつもは大工さんや業者さんにお世話になりますが、この日は3人で力を合わせて造り上げて参ります!
棚が完成したら、棚を壁に打ち付けます!
施工が終わると次は美装です!
日本から持参した雑巾やゲキ落ちくん等掃除道具を使い3人で手分けして壁、建具、家具、床を磨き上げます!
3人ともお互いいつ写真を撮られたのかも気づかず、、、真剣。(笑)
森口チーフ、自ら水回り担当を申し出てくださり洗面、トイレ、キッチン等の水回りを磨き上げてくださいました。
ありがとうございます。T^T
備え付けの家具は家具自体のキズ等はさほどないのですが、掃除前は汚れがすごく目立っている状態でした。
こちらは、ローテーブルのあしです。
しかし、磨き上げた結果!
この通り!見違えるほどにピカピカに!
ここまでピカピカになってくれると掃除して良かったと、非常に清々しく嬉しい気持になっちゃいました!(笑)
3時間半程かけて、美装を完了させまして、
ついに、設えです!
ねずみ色のソファーはアイボリー色のソファーカバーを被せて、明るい色にチェンジです!
せっかくなので完成したお部屋の写真とともに、今回意識したまとまりのあるインテリア空間のつくり方のポイントをご紹介したいと思います。
まず玄関です!
右手側に棚が取り付けられました!
小物を置いてインテリアを楽しんでいただいても良いですし、
鍵置きスペースとして使っていただいても便利です!
この通り!サイズもピッタリ!
ここからはポイントといっしょに!
☆ポイント1:色は3色を基準に!色を決めて絞ることが重要です。☆
今回はベッドヘッドとサイドテーブルに元々茶色のアクセント色が入っておりましたので、
そちらを活かし茶色・白・紫の3色に絞りコーディネートさせていただきました!
どうでしょうか?
現地で購入予定だった照明・ベッドスロー・レースカーテン・テーブルクロス・インテリア小物関係が時間の関係でどうしても購入できず。今回はここまでとなりましたが、インテリア小物で落ち着いた色を取り入れてもう少し空間を引き締めていくと空間にメリハリが出てさらに良くなると思います!
☆ポイント2:シンメトリーを意識する!☆
ホテルの部屋でよく使われている手法ですが、クッション等は左右対称に同デザインのものを置くと綺麗に見え、まとまりが出ます!
☆ポイント3:ベッドコーデはピローでまとまりと高級感を!☆
ベッドヘッドより一番壁側に背もたれにもなる大きめの枕。二番目にメインの寝るときの枕。三番目にメインの枕よりも小さいサイズの差し色として使われる枕を配置すると海外のベッドルームやホテルのようなベッド空間に近づくと思います。
ここでもシンメトリーを意識すると◎です!
ベッドスローやベッドカバー、サイドテーブルに照明を置くとまた一気に雰囲気が良くなると思います。
今回は時間の関係でどうしても完璧に完成させるところまで出来ませんでしたが、
約8割!今回の出張の目標としていたところまでの設えを終わらせることが出来ました!
今回はコンドミニアムという海外のワンルームタイプのお部屋のインテリアコーディネートをさせていただきましたが、コーディネートの手法は日本の戸建住宅でももちろん真似していただけるものだと思います!
家の空間づくりに迷われた際などは、是非参考にされてみてください(^ー^)♪