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暮らし描き事業部 古賀

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2030年の住宅に挑むPJ 12月の温度測定

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こんにちは、暮らし描き事業部の古賀です。

 

『2030年の住宅に挑むPJ』、今回は入居後の室内外の温度についてお伝えいたします。

 

入居して約2か月が経過いたしました。

10年先を見据えた高気密・高断熱な住宅ということで、

ストレス無く快適に過ごすことができております。

 

11月は無暖房で過ごしましたが、12月は暖房に頼る時間帯もございました。

 

12月の温度についてデータ取りが完了しましたので、

1か月間の温度変化のグラフを掲載いたします。

 

 

グラフの線についてですが、青は2階ホールに設置された温度センサー、 

オレンジは1階LDKに設置しておりますエアコンに搭載された温度センサー、

グレーは建物外部の北側に設置された温度センサー、

黄色は2階の主寝室に設置しておりますエアコンに搭載された温度センサーとなっております。

 

グラフの通り外気温は日中に上がり、日没につれ下がりますが、

無暖房の2階ホールと主寝室は外気温にとらわれず、

室温は15℃前後で概ね一定を推移しております。

主寝室のエアコンが窓の真横にあるため外気の影響を受けやすいのか、

センサー上15℃を下回る日時がございますが、

無暖房で最低でも13℃以上はキープしております。

 

LDKは南側(道路側)に大開口を設けておりますので、

日中は日射の取得ができることで24℃前後になり、

日没後も最低でも17℃以上をキープしております。

日没後も20℃以上ある日は暖房可動時です。

その際のエアコン(暖房)の設定温度は18℃で可動させております。

 

1日の温度変化はこのような感じです。

 

 

前日12月26日は10時頃に暖房を止めましたので、暖房可動時の25℃が8時間かけて18℃に下がりました。

外気温が5℃未満で暖房範囲の23帖程度が1時間に1℃程度しか下がらないということです。

高気密・高断熱の住宅は、暖房を止めても室温が下がりにくく、

快適さをキープすることができます。

 

1か月間の温度変化についてのデータはグラフにまとめましたが、

温湿度はモニター上で常時確認ができるようになっております。

 

 

こちらは1月中旬早朝の温湿度モニターです。

外気0℃以下でも無暖房の2階ホール、無暖房のLDK共に15℃以上をキープしております。

湿度については1か月間ほぼ変化なく40%~50%を推移しておりました。

快適湿度といわれる40%~60%の間に収まっております。

 

省エネ性について、エアコンの消費電力で考えてみます。

20帖用エアコンの場合、

暖房可動時の消費電力はおおよそ1500W~2000W、

電力負荷の掛かるピーク時で4000W程度とされています。

今回建築いたしました高気密・高断熱の住宅では、

電力負荷の掛かる暖房付け初めの消費電力も400W程度で可動、

室温が落ち着くと100W以下で可動しておりますので、

かなり省エネ性の高い住宅であることが分かります。

 

今後も温湿度の変化についてお伝えさせていただきます。

 

  

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