家守り課 江嵜
入院。
皆さん、こんにちは!家守り課の江嵜です。
私事ですが、10月の終わりに手の手術のため、4泊5日入院していました。
約1年前から掌に3センチ程の腫瘍があり、手を握る時に気になっていたものです。
だましだましやり過ごしてきましたが、ようやく決意しました。
私自身、入院は初めてでした。現実は過酷なものでした。
まずは、食事。
健康にとことん配慮された・・・量。
味は美味しく、献立には何も文句はありませんでしたが、とにかく量が足りませんでした。
空腹を満たすための売店もなく、ただただひたすら自販機で飲み物を買いつなぎました。
手術当日の朝は、7:00に
焦げ目を少しだけ付けたトーストとオレンジジュース。
マーガリンは当然なし。それ以降一切のものは禁じられました。
手術自体は、腕全体に麻酔が施され、いつしか眠らされ、気づいた時には、
終わっていました。
翌日には点滴も外れ、身軽になりました。
痛み止めを食後に3回飲む以外にすることはなく、ただ時間が過ぎるのを待つだけでした。
暇つぶしはもっぱらVシネ。
しかし4日には、月末ということもあって、私の持ちギガも底をつき、それもかなわなくなり、
無理を言って翌日退院をさせて頂くことになりました。
溜め込んでいたニコチンも綺麗に消え去っていました。
最後の朝食を済ませると、静かに病院をでました。
晴れた秋空の下、ニコチンが体中に染み渡りました。
入院はできれば、しない方がいいとつくづく感じました。