
CSR活動 沖縄訪問記
こんにちは、創夢部の佐々木です。
九州八重洲はCSRの活動の一環として、
沖縄で実施している「養殖サンゴの移植放流活動」へ協力しています。
やえすの家を購入されたお客さまの名前で、移植サンゴを購入、放流しており、
実際の作業は「有限会社海の種」さまにお願いしています。

先日、サンゴの施設(さんご畑)を視察させていただきましたので
その様子をレポートいたします。
さんご畑は海のお隣にございます。


みかん畑で働くおじちゃんやお姉さんに質問を聞くような感覚で、
気軽に自然に触れ合いに来て欲しいという想いで「さんご畑」を開かれたそう。
とってもきれいな海と空です☺


みなさん!
世界中の海にあるサンゴ礁は何%だと思いますか?
答えは約0.1%です。
以外と少ない!と感じられる方も多いかと思います。
でも、0.1%のサンゴ礁がなくなると、海の生き物の約65%がいなくなるそうです。
約65%の海の生き物がいなくなると10億人分の食料がなくなると言われています。
(金城さんよりすごく分かりやすくお教えいただけました)


動物として生きるサンゴは、褐虫藻という植物プランクトンと共生し、
光合成を行いながら酸素を作ります。海の植物プランクトンや海藻類は、
私たちが呼吸する酸素の2/3をも作り出していて、熱帯林よりはるかに多いCO2を吸収し、
天気や気候をも動かして水を運び、世界中の大地を潤してくれます。
そんな大切なサンゴのために、移植、放流活動をされる海の種の金城さんに賛同し
2011年から私たちはこちらの活動に協力しております。


また、こちらの施設は、養殖に不可欠な
「ろ過装置」「冷却装置」を使用せずに運営されていることでも有名です。
さらに、太陽光でたくさんのサンゴが死んでしまったなか一部生き残った個体があり、
偶然にも、水面近くで太陽光などのストレス下でも生きていける「白化しないサンゴ」を
発見されました。奇跡のサンゴ「ミラクルコーラル」と名付け、
いまだに生態がはっきりわからないサンゴ研究も進められています。


施設にはサンゴ以外にもお魚やリクガメ、ウミガメもいて癒されました。
最後にやえすの家をご購入いただきました、お客様のお名前リストをお渡ししました。
皆様のおかげで海に貢献できています。ありがとうございます。

金城様、お忙しい中ご対応いただきありがとうございました!
私も初めて訪問させていただきましたが、
サンゴの大切さや自分のためではなく人のためにと
奔走される方の偉大さについて考える時間となりました。
SDGsという言葉をよく耳にしますが、意味をしっかり理解し、
自分のため、周りの為にも環境を大切にしていきたいですね。
気になられた方は、今回見学させて頂いた『海の種』のページも是非ご覧くださいませ!