現場レポート

建築や造成工事などあまり見る機会のない場面を
お届けしております
HOME 現場レポート 分譲地研修 Part 1
暮らし描き事業部 磯田 咲乃

暮らし描き事業部 磯田

分譲地研修 Part 1

カテゴリー:

こんにちは!

暮らし描き事業部の磯田です。

先日、暮らし描き事業部の4名で他社の街づくりを学ぶため、1泊2日のスケジュールで東京・埼玉へ研修へ行って参りました。

1日目は、ポラス株式会社さんが手掛けた分譲地を視察させていただきました。

ポラス株式会社さんは、埼玉県に本社を構え、埼玉県・東京都・千葉県で戸建事業を展開されており、街づくりにおいてグッドデザイン賞を何度も受賞されております。

先日、弊社が過去にグッドデザイン賞を受賞した「新宮 和」を視察され、意見交換を行ったことをきっかけに、今回分譲地を視察させていただけることとなりました。

1つ目の分譲地、「BASE88@練馬光が丘」です。

こちらの分譲地は、自転車の利用が多い地域の為、自転車を置くサイクルスペースと建物を一体として計画し、街並み全体の景観や繋がりや結果的に生まれる住民のコミュニケーションを意図してデザインを考えられていました。

デザインのポイントであるサイクルスペースは、玄関横に計画されており、駐輪が容易に出来るようにスロープ又はスロープが構築出来ない住戸では鋼板スロープが設置されていました。

境界フェンスは排除されており、自転車を押して駐輪する際に邪魔にならないような配慮がされていました。

道路沿いの植栽は、緑の連続性を意識した景観・街づくりになっていました。

率直に植栽の多さに驚きました!通常の計画よりも倍の植栽計画をされたそうです。

また、外部の照明は玄関ポーチだけでなく外壁・門柱にも設置し、街全体をライトアップすることで景観を良くするだけでなく、自転車の盗難を防いだり安心して歩けるよう防犯に配慮した計画をされていました。

夜は雰囲気が変わると思うと是非行ってみたいです(*’ω’*)

ちなみに、このようなものを見つけました。

オリジナルの汚水桝の蓋です。

弊社では、新築した際に設置するブランドプレートがありますが、ポラスさんでは桝の蓋にブランド名を入れていらっしゃいました(^^)/

続きまして、ヘリテージ 光ヶ丘「つむぎのまち」です。

こちらの分譲地は、全9区画・敷地の合計が1000㎡余りありますが以前は1つの邸宅が建っていたそうです。

旧邸宅は、大正モダンなデザインになっていたそうで、そのデザインを継承したいという思いで丸窓や瓦屋根等を取り入れた外観デザインになっていました。

分譲地の中心には小さな庭園があり、旧邸宅から受け継いだイロハモミジがとても立派でした。

ドローン撮影で敷地全体を撮影し、イロハモミジの位置を確認し囲うように区割りを考慮されたとのことです。

イロハモミジを中心に回遊できるようになっており、石碑や石橋など旧邸宅で実際に使用されていた古材が随所に配置されていました。

この分譲地に住まわれている方々は季節ごとのイベントを庭園でされているとのことです(^^)

建物については、室内からイロハモミジを眺められるよう工夫して設計されており、室内で四季を感じることができるのはとても素敵だと思いました(^^)

続いて「ヘリテージ大宮・桜木町」です。

こちらは、オープン前の分譲地ということで内部を見学させていただきました!

キッチンからリビングを見た様子です。

リビングのテレビ背面に木材のパネルが貼られております。

こちらは、自社で開発された国産の杉を再使用した無垢材の壁パネルで、デザイン性だけでなく調湿効果・リラックス効果もあるそうです。

床も挽き板フローリングを採用されており、温もりを感じる空間でした(^^)

ダイニング側と階段途中にあるスペースから利用できるカウンターは利便性があり、自然と家族が団らんできる居場所がリビング以外にもあって良いなと思いました(^^)

続いて「結美の丘」です。

こちらの分譲地は、南欧の外観が目を引く54宅地ある大型分譲地です。

「人と自然が繋がり進化する街」というコンセプトで、お引渡し後に住民による街の育みを狙いとしコンセプトが継承されるような活動をされております。

こちらの分譲地は、街並み計画が印象的でした。

まず一つ目は、協定緑地です。

分譲地の中心に広場があり、その広場へ続く道は花の路として多くの植栽が植えられています。

車は通り抜けられないようになっており、秘密の通路のようで新鮮で面白いと思いました(^^)

広場には、住民の方々の手形や写真が印刷されたタイルが貼られており、人の繋がりを感じられる空間でした。

また、分譲地内の沿道側には各住戸に協定によって決められた樹木が植えられており、視認性の高いオープン外構となっていました。

分譲地の外周部は、グリーンベルトと呼ばれる街全体を囲う緑の帯があり、擁壁の下には連続して植栽が植えられていました。

フットパスや広場、グリーンベルトは、住民の方々で植栽の剪定や花苗の植え付けなどの管理を行っているとのことで、結美の丘の入り口にあるシンボルツリーを中心に、緑に囲まれた美しい街並みが保たれているのは住民の方々の街に対する意識が高いからなのだと感じました。

最後に「紡ぎの街区」を視察させていただきました。

こちらの分譲地は4区画あり、分譲地の中心にあるシェアコートが特徴的でした。

それぞれの土地の一部をまとめることで出来たスペースを、住民の方々が自由に使える空間となっていました。

各住戸のリビングはシェアコートに隣接して間取りの計画をされておりますが、シェアコートとリビングの間に適正距離を設け植栽を計画した緩衝ゾーンをつくることで、プライベートを考慮されていました。

門扉があることで駐車スペースと明確に分離し、シェアコートを介してアプローチを通る計画になっているため、子どもが安全に遊んだり様々な用途に対応できるようになっていました。

以上!東京研修一日目でした!

2日目はPart 2にて…

建築までお待ちいただく期間

注文住宅の着工はお待ちいただいている状況です。

お客様との時間を大切にするために年間棟数を定めたり、
専属棟梁による家づくりであったりと、

お客さまにご満足いただける住まいを提供する理由からです。

(八つのお約束をご覧ください。)

どうぞご理解くださいませ。