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暮らし描き事業部 磯田 咲乃

暮らし描き事業部 磯田

分譲地研修 Part 2

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こんにちは!

暮らし描き事業部の磯田です。

分譲地研修2日目について、ご報告いたします(^^)/

1日目の様子はコチラ

2日目は、YKKAP体感ショールームと分譲地を2つ視察しました。

まずは、YKKAP体感ショールームでの様子です。

初めに、断熱性能について体感しました。

冬場を想定した冷蔵庫の中に窓種・断熱材が異なる5つの部屋があり、各部屋に入って窓辺の寒さと結露、室温のムラ、部屋間の温度差(非暖房室と暖房室)を体感することができました。

弊社では、アルミ樹脂複合窓と樹脂窓を採用することが多いのですが、窓種を変えるだけで室内の温度差を実感しました。

さらに断熱を強化することで、リビングなどの暖房をしている空間からトイレや脱衣室などの非暖房室への移動によるヒートショックが軽減されることを身をもって体感することができ、断熱の大事さを改めて感じました。(こちらは写真撮影がNGだった為、HPより画像を引用しています。)

また、サーモグラフィや冷気の下降具合を映像で確認しても差が明確でした。

近年では、建物の断熱性能について関心が高まっているので、このような体感を通してお客様にご説明ができるのでとても勉強になりました。

また、換気について空気の流れを見ることができるブースもありました。

タテスベリ窓が設置された空間と引き違い窓が設置された空間があり、その中にミストを溜め、外部からサーキュレーターで風を起こすことで部屋の中の空気がどのように移動するのか検証できるブースです。

採用することが多いタテスベリ窓と引き違い窓で検証すると、タテスベリ窓の方が換気量が多いことを改めて見て感じました。

タテスベリ窓は、どの方向からの風でも上手く室内に取り入れることができるためです。

その他にも、ガラスの遮熱性能や遮音性能の違いも体験することができました。

弊社で採用している商品の性能を体感することができ、お客様に自信を持ってご紹介ができると思いました。

続いて分譲地の視察です。

横浜市緑区にある「ミナガーデン十日市場」のスマートハウス郡です。

横浜市、横浜市住宅供給公社、設計者、施工者、環境工学者、ランドスケープアーキテクトなどが協力し合ってつくられたものになります。

元々の敷地の形状を活かした区割りで、擁壁を設置せず自然な法面を緑地帯としていることが特徴的な分譲地でした。

分譲地を囲う塀や住戸間の境界が明示されていないことに驚きました。

ランダムな住戸配置で分譲地の中心に「みんなの庭」がありました。この「みんなの庭」を介して全住戸が緩やかに繋がることで、自然と住民の方々のコミュニケーションが生まれていくのだろうなと感じました。

住宅と庭の繋がり方がとても面白く、1つの村のように感じる分譲地でした。

続いて「ヒルサイドテラス若葉台」です。

美しい街並みを実現するために建物配置や色彩の規制、電柱の地中化、アンテナや物置の配置位置など生活に関わることに細かいルールを作成した景観協定を定めている分譲地です。

分譲地内の道路は、ゆったりと曲線を描いた形状になっており、数戸単位でコモンスペースを計画され、かつオープン外構になっていたので緑と余白が綺麗な街並みとなっていました。

分譲地の中心には住民専用の共有施設がありました。

こちらの施設では、管理組合のミーティングや住民同士の交流、カフェスペース、子どもの遊び場として自由に利用できるそうで、本、工具、シアタールーム、グランピンググッズなど住民がシェアして自由に使えるよう無料で貸出を行っているほか、災害時に住民同士でシェアできる防災備蓄品や貯水タンク、かまどベンチなどを完備しており、地域の防災拠点としての役割も担ってるとのことです。

今回視察させていただいた分譲地は、見た目だけでなく、人と人の交流と環境に配慮された街づくりをされているところばかりでした。家を建てて終わりではなく、ご入居された後の暮らし方も考えながら計画をしなければと改めて感じました。この分譲地に住みたいと思っていただけるよう、分譲地全体の景観や建物をしっかり計画し、素敵な街づくりを行っていきたいと思いました。

建築までお待ちいただく期間

注文住宅の着工はお待ちいただいている状況です。

お客様との時間を大切にするために年間棟数を定めたり、
専属棟梁による家づくりであったりと、

お客さまにご満足いただける住まいを提供する理由からです。

(八つのお約束をご覧ください。)

どうぞご理解くださいませ。