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2030年の住宅に挑むPJ 気密測定①

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こんにちは、暮らし描き事業部の古賀です。

 

先日、10年先を見据えた住宅「青葉台4丁目9番街区・I様邸」

「花見東7丁目・K邸」の2邸にて気密測定を実施いたしました。

 

 

気密測定とは住宅の隙間の量を計算する検査のことで、

床面積1㎡あたり、何㎠の隙間があるのかを測定します。

 
この隙間の面積はC値という値で示され、超高気密・超高断熱住宅を建築する上で重要な数値となります。

C値は数値が低いほど気密住宅になります。

 

 

2030年の住宅に挑むPJでは、超高気密・超高断熱住宅の建築に挑戦するにあたって、気密測定を行うことで家全体でどれくらいの隙間があるのか、また、どこに隙間があるのかを確認することを目的としています。

 

今回は気密が取れていない箇所の確認と改善を行えるように、建築工事期間中に測定を実施いたしました。

 

気密測定には、送風機、流量測定機、内外の圧力測定、内外の温度計などで構成されている気密測定器を用います。

 

 
1箇所の窓に気密測定用の送風機(バズーカのような機械)を設置し、送風機で屋内の空気を屋外に追い出す時の風量と、屋内と屋外の気圧差から気密性能を測定することができます。

測定器が設置される窓の周囲や、吸排気口等、外部に面する部分は隙間を全て覆って測定を行います。

 

 

 

 

外部から見るとこのような感じです。

 

今回建築しております10年先を見据えた住宅では、床・壁・屋根共にフェノバボードで断熱施工を行い、フェノバボード同士が取合う部分には気密テープを張ることで住宅の気密性能向上を目指しております。

 

高気密・高断熱についてと断熱材についてはこちらから

      ⇩

『2030年の住宅に挑むPJ 高気密・高断熱とは、、、』

『2030年の住宅に挑むPJ 基礎着工~土台敷き』

『2030年の住宅に挑むPJ 現場勉強会』

 

気密測定中は木材の金物設置部分や給水(給湯)管の貫通部分、スイッチボックスやコンセントボックスに手を当てて、どこに隙間があるのか(どこから空気が流れてきているか)を確認しました。

 

 

 

写真のような、給水(給湯)管の貫通部分から空気が流れ込んできているのが確認できましたので、石膏ボードで塞がれる前に貫通部分の隙間を埋めて是正いたしました。

 

気になる測定結果のC値についてですが、、、

 

I様邸、、、0.54

K邸、、、0.56

 

2邸共に国が以前定めていた高気密住宅の基準となるC値5.0を遥かに上回るC値となりました!

国内寒冷地の基準値である2.0より上回るC値です。

ちなみに、以前弊社標準仕様の家で竣工時に測定を行った際はC値が1.3でした。

(大手HMの平均値はおおよそC値1.5程度です)

上記の測定値は貫通部分の是正を行う前のC値で、改善後に再度測定を行いますとC値は0.50になりました。

 

 

I様邸の隙間面積は64㎠、K邸は71㎠、2邸共に建物全体ではがき0.5枚以下の隙間しかないということになります。

 

建築工事中の測定でこのC値ですので、外壁や内部の石膏ボード、クロスに覆われる竣工時にはよりいい数値になることが期待できます。

竣工時にも測定を予定しておりますのでその際にまたご報告いたします。

 

 

工事の進捗ですが、I様邸は棟梁が行う木工事が完了し、クロス工事が始まりました。

 

 

写真の白いペンキのようなものはパテ処理を行っている状態です。

これは、石膏ボードのジョイントや不陸を平滑にしたり、ビス穴を埋めたりする処理で、クロスを綺麗に張るために行う工事です。

3回塗り終えた後にクロスを張り始めます。

工事完了までもう少しです!

 

 

K邸は外壁工事が完了間近です。

 

 

内部の工事も順調に進んでおりまして、週末には木工事が完了します。

 

 

次回は竣工時の気密測定結果をお伝えいたします。

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