
暮らし描き事業部 古賀
2030年の住宅に挑むPJ 5月の温度測定
こんにちは、暮らし描き事業部の古賀です。
『2030年の住宅に挑むPJ』、5月の温度測定結果についてお伝えいたします。
これまでの測定結果はこちらから
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『2030年の住宅に挑むPJ 2月の温度測定・表面温度測定』
早速ですが、5月の温度変化のデータを掲載いたします。




5月は12℃~32℃と外気温の変動が激しい月となりました。
30日のように日中と夜間で19℃の温度差がでる日もございましたが、室内の温度変化は1日を通して最高でも2℃以下と外気温の変動にに捉われない室内環境を保っております。
24日から31日にかけては常時26.5~27℃設定の自動運転でリビングの冷房を稼働させっぱなしにしておりましたが、消費電力はかなり少ない上に外気に捉われず快適な室内温度をムラなく保てておりました。
1ヶ月を通して1・2階共に平均室温は25℃を推移しております。
一般的に夏季の快適な室温は25℃~28℃といわれておりますので、体感的にはもちろん数値上も快適ということになります。
環境省は夏場の室温が28℃に保つことを推奨しております。
5月16日は外気温が30℃を超える時間帯もございましたが、無冷房でもそれがクリアできるほど外皮性能が優れていることが分かるかと思います。
湿度については除湿機器の稼働無しで60%~64%程度でしたのでこちらもまた快適な数値内でした。
同じ温度でも湿度が10%違うと体感温度も1℃程度変わりますので、湿度のコントロールも快適な空間を保つために重要です。
6月~8月は外気30℃超えが当たり前になってきますので、無冷房ですと室内環境が快適でなくなるかと思いますが、冷房は稼働させても設定温度は控えめで快適な空間を保てることに期待しています。