
暮らし描き事業部 古賀
2030年の住宅に挑むPJ 9,10月の温度測定
こんにちは、暮らし描き事業部の古賀です。
『2030年の住宅に挑むPJ』、9月と10月の温度測定結果についてお伝えいたします。
これまでの測定結果はこちらから
⇩
『2030年の住宅に挑むPJ 2月の温度測定・表面温度測定』
『2030年の住宅に挑むPJ 7、8月の温度測定・表面温度測定』
早速ですが、9月の温度変化のデータから掲載いたします。




9月はピーク時の外気が35℃、日中は30℃前後の真夏日が続きました。
9月もエアコンの設定温度は27~28℃の自動設定つけっぱなしです。
グラフを見ての通りですが、室内の温度は1ヶ月を通しほぼ横ばいです。
主寝室の温度は少しバラつきがございますがそれでも1日を通し2℃前後です。
冷房室(居室)だけでなく非居室まで外気温に捉われず、ムラなく快適な室内環境です。
9月の電気代は7、8月とそう変わらず5,100円程度でした。
エアコンは外気温によってこまめに消すかつけっぱなしなのかで消費電力を削減できますので、
9月はもう少し上手な使い方をしていれば上記より電気代を抑えれたかと思います。
続いて10月の温度変化のデータです。




10月は外気の最高が33℃、最低が8℃です。
上旬は日中30℃を超える真夏日が続きましたが、下旬は日没後が12℃と寒さを感じる温度です。
日没後12℃前後の日も室内は23℃以上を保っておりますので、着込むことなく快適に過ごせます。
エアコンは上旬まで稼働、それ以降は冷暖房設備の利用なしです。
10月も9月同様、外気の温度変化と比較すると室内の温度は1ヶ月を通しほぼ横ばいです。
室温に多少バラつきがある日でも1日を通し3℃前後の差です。
外気温は日中と日没後で13℃程度の差がでておりますがそれと比較すると1/4程度の温度変化になります。
寒暖差が大きくなると健康管理が難しくなり、脳梗塞や心筋梗塞をもたらす原因にもなります。
今回建築した住宅では、日中と日没後の急激な温度変化がなくなる為、上記などのリスクを回避できるほか寒暖差疲労などのリスクも回避することができます。
『 健康で快適に過ごせる家 』ということです。
温度変化について、昨年の12月分から測定してまいりましたので11月分をもって1年分の測定が完了します。
11月分の測定結果についてはまたご報告いたします。